岩佐、初世界戦で戴冠へ「攻めて倒す」

 IBF世界バンタム級3位の岩佐亮佑(25)=セレス=が6月13日(日本時間14日)に英国・ブリストルで同4位のリー・ハスキンス(31)=英国=と暫定王座決定戦を行うことが8日、発表された。

 柏市内のジムで会見した岩佐は初の世界挑戦に「自分のリズムでできるかがすべて。敵地なのでアグレッシブに攻めて倒したい」と意気込んだ。

 ジム創設13年目で初の世界戦に小林会長は「選手で上がった世界の舞台にトレーナーとして上がれる」と感無量の様子。「相手はトリッキーなサウスポーだが、やりにくくはない。こちらから崩していくイメージはある」と攻略に自信を見せた。創設年から所属する岩佐も「セレスで練習すれば世界を取れると証明したい」と、ジムの底力を見せつける覚悟だ。

 正規王者のランディ・カバジェロ(24)=米国=が左足首負傷で長期離脱中のため、IBFが暫定王座決定戦を指令したが、小林会長によると勝者が正規王者に昇格する可能性もあるという。

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