女子プロレスラーのダンプ松本が２４日、新設が発表された男女の垣根がない爆破王タッグベルトへ興味を示し、宿敵の長与千種をパートナー候補に挙げた。

　２３日に行われた史上初の男女混合電流爆破デスマッチ（ダンプ＆ＴＡＲＵ対大仁田厚＆長与）で右腕を負傷したダンプは、この日も東京・新木場で長与プロデュース興行に参戦。竹刀を持って暴れ回った。

　試合後、電流爆破について「（大仁田に敗れた）あのままじゃ終わりたくない。再度挑戦したい」とあらためて宣言。爆破王タッグに関しても「（タイトル戦を）やりたい。爆破は面白いから好き」とうなずくと、「パートナーは堀田祐美子かＺＡＰ－Ｔ。それがダメなら、今までやったことないけど、長与と組んで取りたい。取って、一緒に全日本女子を再興したい。ベルトを取れるまで挑戦したい」と思いを明かした。

　ダンプは２３日に長与をフォーク攻撃で血だるまに追い込んだが、一夜明けて和解ムード。試合には出場しなかった長与が『誓い』をリングで歌い上げた際、客席からペンライトを振ったダンプは「昨日は爆発だったよね。じゃあ、次は『東京爆発娘』で」と、クラッシュギャルズ時代のヒット曲をリクエストした。