11・2最強後楽園ミリオンマッチ開催
東日本ボクシング協会(大橋秀行会長)は21日都内で理事会を開き「日本タイトル挑戦権獲得、賞金争奪戦」(最強後楽園ミリオンマッチ)として11月2日、東京・後楽園ホールで行うと発表した。
「最強後楽園」は、日本王座挑戦権獲得トーナメントとして13年まで行われてきたが、今回趣向を変えて行われる。フライ、バンタム、ライト、ウエルターの4階級で行い、勝者には来年のチャンピオンカーニバル出場権が与えられる。
対戦カードはフライ級が黒田雅之(川崎新田)-最暴愚畷谷(六島)、バンタム級が坂本英生(フジタ)-益田健太郎(新日本木村)、ライト級が杉崎由夜(角海老宝石)-荒川仁人(ワタナベ)、ウエルター級が渡部あきのり(野口)-有川稔男(川島)。
技能、敢闘、最優秀選手の3勝が設けられ、最優秀選手には賞金100万円、技能、敢闘賞にはそれぞれ10万円が贈られる。
また、同理事会では竹原虎辰(緑)が37歳の定年を迎えることに伴い、廃止が検討されているヘビー級の存続について「せっかく作ったので、ゼロにされてしまうと戻すのが大変。定年の引き揚げと合わせて訴えていく。選手寿命はもちろん、人間の寿命が延びている。定年延長は全階級の話です」(大橋会長)と訴えた。