王者ルフィーノ、再計量でパス
「東洋太平洋フェザー級タイトルマッチ」(10日、後楽園ホール)
前日計量が9日、東京・水道橋の日本ボクシングコミッション(JBC)で行われ、初防衛戦を迎えた王者のビンビン・ルフィーノ(フィリピン)が、1回目の計量で1キロオーバーした。
再計量まで2時間の猶予を与えられたルフィーノは、会場周辺をランニングして汗を絞りきった。約1時間半後にはかりに乗ると、100グラムアンダーでパス。1・1キロの減量に成功し、疲れ切った顔にうっすらと笑みを浮かべた。
挑戦者で同級7位の竹中良(三迫)は100グラムアンダーの57・0キロでクリア。「(1キロオーバーとは)想像もしてなかったけど関係ない。きっちり勝ちます。慎重に、もらわないようにして中盤で倒したい」と冷静に話し、一足先に引き揚げた。