「カッキーエイド」（１８日、後楽園ホール）

　悪性リンパ腫で闘病する元プロレスラーの垣原賢人さん（４３）の応援大会が行われた。垣原さんはメーンで勝利したＵＷＦの先輩、船木誠勝＆鈴木みのるに呼び込まれて入場。免疫力が低下しているためマスクを着用し、スーツ姿からも細くなった体は明らかだったが、復活宣言は力強かった。

　大歓声に感謝しつつ「悪性リンパ腫は、とてもしつこいがんです。だから、長い闘いが続くと思います。でも、僕は絶対に負けません。ＵＷＦは強いんです！！」と完治を誓った。通院中で、今後２年間、抗がん剤治療を行う予定とした。

　また、来場した前田日明氏は、新生ＵＷＦに入門当時の垣原さんが猛練習に耐え抜いたことを振り返りつつ「レスラーは、がんとかでは死にません。垣原！！がんくらいでオタオタすんじゃねえ！！」と、熱いゲキを飛ばした。