河野、亀田戦へ向け本格スパー開始
10月16日に米シカゴで亀田興毅との防衛戦が内定しているWBA世界スーパーフライ級王者・河野公平(ワタナベ)が27日、都内のジムで左ろく軟骨骨折後初のスパーリングを行った。当初は9月を予定していたが、回復が順調なため前倒しした。
ファウルカップの上に、あばら骨を守る特注のボディープロテクターを装着し、日本ライトフライ級1位で9月17日に同級王座決定戦に臨む同門の小野心との5ラウンドは熱のこもったものとなった。
河野は「カンや体力がどこまで戻るかと思っていたけど、久しぶりにしては動けた。気持ちも盛り上がってくる」と満足した様子。小野のボディーブローを何発も浴びたが「大丈夫でした」と上々の手応えだ。
亀田興毅がブログで10・16を「発表」したことについては「びっくりした。そういうのは会長から知らされるものと思っていた。ブログで発表とは…。でも、まだ正式契約じゃないそうです。正式にサインしないとね」と、慎重な口ぶり。
渡辺均会長は「早ければ29日、週明けには発表できると思います」と話した。