赤井英和Jr.ボクサーデビューへ
元プロボクサー赤井英和氏(56)の長男・英五郎氏(21)がボクサーデビューすることが8月31日、分かった。全日本アマチュアボクシング選手権(11月・岩手)の出場権をかけ、12、13日に関大で行われる関西ブロック選考会にミドル級(75キロ以下)で出場する。
“浪速のロッキー”と呼ばれた父の果たせなかった五輪出場の夢を背負い、長男が20年東京五輪を目指す。
英五郎氏は米ロサンゼルスに留学し、大学3年生。180センチの長身でアメフットなどを経験した。同国でボクシングを始め、競技歴は約2年半。関係者によると「パワーはすごい」と父譲りのパンチ力を持つ。今は大学を休学し、都内でトレーニングを積んでいる。
これまで試合の経験はなく、今回が初実戦となる。来年のリオデジャネイロ五輪は現実的には間に合わず、20年東京五輪を目標に、第一歩を踏み出す。
父は80年モスクワ五輪の代表候補だったが、日本のボイコットにより出場の道が断たれた。その後、プロに転向し、当時の日本記録であるデビュー12試合連続KO勝ちを飾るなど人気を博したが、世界には届かなかった。
現在、名門・近大ボクシング部総監督の父は日本ボクシング連盟の理事も務める。父子の夢、五輪金メダルへ“浪速のロッキー2世”がベールを脱ぐ。
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