山中慎介「どちらが神か、当日分かる」
「ボクシング・WBC世界バンタム級タイトルマッチ」(22日、大田区総合体育館)
王者・山中慎介(帝拳)が19日、「どちらが“神”か、当日分かるんじゃないですか」と、“神の左”さく裂を予告した。モレノ(パナマ)の「山中のパンチは当たらない。彼が“神の左”なら私は“神の目”を持っている」との発言を受け、静かな笑みで返した。
以前から望んでいたモレノとの対戦が決まって以来、攻略法を十分に練り、練習を重ねてきた。「幽霊」と呼ばれる達人の防御を突破し、フィニッシュの左を打ち込むイメージもできている。
都内で行われた予備検診は、両選手ともに異常なく、各数値はほぼ互角だった。山中は初対面のモレノについて「予想通り。細いし、顔も小さい。体調もよさそうでよかった」と納得の様子。“神”の証明に自信を見せた。