商社マン木村11月休職して世界戦準備
「ボクシング・WBC世界ライトフライ級タイトルマッチ」(28日、ゼビオアリーナ仙台)
世界初挑戦の木村悠(31)が19日、都内でスパーリングやミット打ちなど2時間半の練習を公開した。商社マンでもあり、3、4日間の有給休暇で試合の準備をしてきたが「今回は11月いっぱい休職して、ボクシングに専念させてもらっています」と、24時間を練習、休息、体のケアと世界戦のために費やしている。
ジムの近くに「湯が46度もある」銭湯があり、週1回は訪れるという。「熱い湯が好きなので、水で埋める人が許せない」と笑う風呂マニア。体のケアは練習の充実に直結し、相乗効果を生んでいる。
ゲバラ戦については「うまい選手なのでパワー勝負でなく、技術戦になると思う。確実にポイントを取って、1ポイント差でも勝ちたい」と、世界獲りの青写真を描いている。