リゴンドー完勝もブーイング鳴り響く
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「ボクシング・10回戦」(21日、ラスベガス)
WBC世界スーパーフェザー級タイトルマッチが21日(日本時間22日)、米ラスベガスのマンダレイベイ・イベンツセンターで行われ、王者の三浦隆司(帝拳)は同級1位のフランシスコ・バルガス(メキシコ)に9回1分31秒TKOで敗れ、王座から陥落した。
同興行には元WBA、WBO世界スーパーバンタム級王者ギジェルモ・リゴンドー(キューバ)も登場し、ドリアン・フランシスコ(フィリピン)との10回戦で3-0(100-90が2人、97-93が1人)の判定勝ちを飾った。リゴンドーは16戦全勝(10KO)。
昨年大みそかに大阪で、天笠尚(山上)の挑戦を退けて以来のリング登場となったリゴンドーだったが、試合は山場に欠ける凡戦で、ブーイングも鳴り響いた。
しかし勝者は「良い気分だ。次はもっと良い試合をするよ」と試合後は悪びれずに笑顔だった。敗れたフランシスコは28勝(22KO)4敗1分けとなっている。