大みそかデビュー戦把瑠都相手はバンナ

 31日にさいたまスーパーアリーナで行われる格闘技イベント「RIZIN FITHING WORLD GRAND-PRIX 2015」で総合格闘技(MMA)デビューする大相撲の元大関・把瑠都(31、本名カイド・ホーベルソン)=エストニア=が元K-王者のジェロム・レ・バンナ(42)=フランス=と3分3回戦(延長1回)のMMAルールで対戦することが11日、発表された。

 この日、把瑠都は都内の高田道場で練習を公開。相撲のように突進しながらパンチを連打する「バルトトレイン」、相手を肩口まで持ち上げる「バルトクレーン」、寝技の状態で拳を振り下ろす「バルトハンマー」の3大必殺技を披露した。

 ビッグネームが相手でも、バルトは「K-1なら勝つ可能性は少ないと思うが、MMAなら勝つ自信がある」と臆することなし。小路トレーナーは「今までの相撲出身選手とは全く違う逸材。攻撃してくる前にバルトトレインで吹っ飛ばす。近づいたらバルトクレーン。最後はバルトハンマーで仕留める」と勝利をイメージ。リングネームは「バルト」にする意向だ。

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