渡辺新会長 条件付きでの亀田復帰言及
東日本ボクシング協会の定例理事会が2月29日、都内で開かれ、大橋秀行会長の任期満了に伴い、後任にWBA世界スーパーフェザー級スーパー王者の内山高志ら3人の世界王者を育てたワタナベジムの渡辺均会長(66)を満場一致で選出した。
渡辺会長は「各地区協会、日本ボクシングコミッション(JBC)、アマとも関係強化に力を入れていきたい」などと所信表明した。正式就任は4月1日付。規定により、日本プロボクシング協会会長を兼務する。
また、私見と断った上で、JBCに対し、ライセンスはく奪により失われたとするファイトマネーなど6億6千万円の損害賠償訴訟を起こした亀田3兄弟について「裁判を取り下げることが条件だが、亀田興毅が会長になって戻りたいというなら話を聞く用意はある」と、柔軟な姿勢も見せた。