ファレが棚橋に完勝「新しい時代」
「プロレス・新日本」(3日、大田区総合体育館)
優勝者がIWGPヘビー級、同インターコンチネンタル、NEVER無差別級のいずれかの王座への挑戦権を得るヘビー級のトーナメント戦が開幕。新生バレットクラブの主力となったバッドラック・ファレが初戦で新日本のエース・棚橋弘至に完勝した。
193センチ、145キロの巨体で優位に試合を展開したファレ。その巨体を原爆固めで投げ捨てられるまさかの場面もあったが、最後は棚橋のハイフライフローを捕らえてのど輪落としで返し、バッドラックフォールでトドメを刺した。
AJスタイルズ、カール・アンダーソン、ドク・ギャローズが去ったバレットクラブだが、タマ・トンガも初戦を突破するなど勢いは衰えず。ファレは「バレットクラブの健在を示した。オレたちがここにいるのが証明だ。新しい時代がやってきている」とアピールした。
他の2回戦進出者は後藤洋央紀、石井智宏、小島聡、内藤哲也、マイケル・エルガン、矢野通。