松本晋太郎が東洋太平洋新王者に
「東洋太平洋スーパーミドル級タイトルマッチ12回戦」(12日、後楽園ホール)
同級3位の松本晋太郎(31)=ヨネクラ=が、王者・清田祐三(32)=フラッシュ赤羽=を9回1分1秒負傷判定で下し、新王者になった。
立ち上がりから気迫満点で前に出て、ジャブ、フックを打ち込んだ。2回には強烈な右ストレートを顔面に浴びせ、王者をぐらつかせた。
「リズムを止めずに左、左で行く作戦でした。自分は止まったらダメなので。(2回の右は)効いたのは分かったけど、手応えがなかった」と振り返った。
中盤以降は疲労の色が濃く、クリンチの場面が多くなった。7回に左目上を、8回には右側頭部を、ともに偶然のバッティングで負傷。9回、出血がひどくなったところでレフェリーが試合を止め、ジャッジ3者に支持される負傷判定勝ち。清田に3度目の挑戦でようやく退けた。
「今回が最後のチャンスだと思っていた。負けたら辞めようと思っていた」という背水の陣だった。新潟市出身で、15歳でボクシングを始め、拓大ではアマ王者に輝いた。「学生時代からスパーリングなどで出入りしていたので、プロになるならヨネクラと決めていた」という。
松本がジムにとっては日本・東洋太平洋スーパーウエルター級の金山俊治以来、8年ぶりのチャンピオンの座に就いた。
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