八重樫、挑戦者の脈拍「38」を警戒
「ボクシング・IBF世界ライトフライ級タイトルマッチ」(8日、有明コロシアム)
ボクシングのダブル世界戦の予備検診が5日、都内で行われた。初防衛戦となる八重樫東(33)は、脈拍「38」のマルティン・テクアペトラ(26)の無尽のスタミナを警戒した。
八重樫陣営が、テクアペトラの脈拍数「38」を警戒した。この数字は00年シドニー五輪女子マラソン金メダリスト、高橋尚子さんの全盛期に匹敵する。大橋会長は「マラソン選手並みの数値だね。油断できない」と無尽のスタミナを確信。八重樫も「どの道厳しい闘いになる」と表情を引き締めた。バレラマネジャーは「4000メートル高地トレの成果」と胸を張り、テクアペトラは「チャンスは逃がさない」と不敵に笑った。