プロ10連勝 村田、課題は「左」
香港で行われたミドル級ノンタイトル10回戦に4回TKO勝ちし、プロデビューから10連勝(7KO)としたIBF世界ミドル級3位の村田諒太(30)=帝拳=が15日、羽田空港に帰国した。
「いいところも改善すべきところも分かった試合。これから右は警戒されると思うので、左のバリエーションを増やしたい」と、今後の課題を挙げた。
次戦は7月23日に米ラスベガスで、ジョージ・タドニパー(37)=米国=と世界前哨戦を行うことが発表された。11月には、WBO同級王者ビリー・ジョー・サンダース(26)=英国=への挑戦を含む大きなプランもある。村田は「前回(昨年11月)のベガスはアピール不足だった。ファンの心をつかむ試合がしたい」と、「MURATA」の名を全米に売り込む覚悟だ。