元東洋王者・清田祐三が引退式 ドリフ仲本、長州小力も駆けつける
前東洋太平洋スーパーミドル級王者で、13年にはWBO世界同級王座に挑戦経験を持つ清田祐三(32)=フラッシュ赤羽=の引退式がセミファイナル前に行われた。
式には渡辺均日本ボクシング協会会長、大橋秀行同前会長を始め、蝦名大也釧路市長、ドリフターズの仲本工事や長州小力らも駆けつけた。
清田は「14年間、いろんな思いがあります。35試合もリングに上がれたのは皆さまの応援のおかげです。ボクシングで学んだことをこれからの人生に生かしていきたいと思います」とあいさつ。万感の思いを胸に10カウントゴングを聞いた。
清田は02年、ミドル級で3回TKO勝ちでデビュー。03年の全日本新人王を獲得した。08年にスーパーミドル級で東洋太平洋暫定王座決定戦に勝ち初タイトルを獲得。その後、正規王座を獲得し6度防衛。世界挑戦失敗後の13年12月には再び同王座を獲得。3度の防衛後、2度の対戦をいずれもTKOで下した松本晋太郎(ヨネクラ)と4度目の防衛戦を行い負傷判定負けで王座陥落。試合後、引退を示唆していた。通算成績は29勝(27KO)5敗1分。