辰吉寿以輝、初6回戦でTKO勝利 ボディー連打、3回にダウン3度

3R、リオ・ナインゴラン(右)が崩れ落ち、TKO勝利する辰吉寿以輝=エディオンアリーナ大阪第2競技場
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 「ボクシング・スーパーバンタム級6回戦」(9日、エディオンアリーナ大阪第2競技場)

 元WBC世界バンタム級王者・辰吉丈一郎(46)の次男・寿以輝(19)=大阪帝拳=が初の6回戦に臨み、リオ・ナインゴラン(21)=インドネシア=を3度のダウンを奪って、3回2分11秒TKOで下した。昨年4月にデビューして以来、戦績を5戦5勝(3KO)に伸ばした。

 初の外国人、初のメインと真価の問われる一戦で満点回答だ。3回、左ボディーを連打し相手をリングにぶっ倒した。立ち上がった相手になおも執ようなボディー攻撃で2度目のダウンを奪った。トドメも左ボディー。豪快な一発を打ち込むと、相手は崩れ落ちた。宣言通り、3戦ぶりKO勝利を飾った。

 「倒すことは倒せたけど。KOしようと意識し過ぎた。悔しさもある。次は練習でやったことを試合で出したい」と快勝にもリング上で頭をかいた。

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