タパレスがWBO王座奪取 敵地でプンルアンに11回逆転KO
「ボクシング・WBO世界バンタム級タイトルマッチ」(27日、アユタヤ)
WBO世界バンタム級タイトルマッチがタイ・アユタヤのアユタヤシティーパークで開催され、同級1位のマーロン・タパレス(24)=フィリピン=が王者のプンルアン・ソーシンユー(26)=タイ=に大逆転の11回KOで王座を奪取した。プンルアンは2度目の防衛に失敗した。
昨年8月、赤穂亮(横浜光)との王座決定戦に2回KO勝ちして王座に就いたプンルアンと、昨年12月に大森将平(ウォズ)との挑戦者決定戦に2回KO勝ちして挑戦権を獲得したタパレスが対戦。バンタム級の日本トップ選手を圧倒した両者の激突はダウン応酬の激闘となった。
最初にチャンスをつかんだのはプンルアン。5回に右ボディーショットを効かせてタパレスを2度倒す。この回をしのいだタパレスは続く6回、右フックでプンルアンからダウンを奪う。そして迎えた11回、タパレスが右フックから左ボディーを2発入れた直後、豪快な左ストレートを顔面にたたき込み、王者を沈めた。
外国人選手はなかなか勝てないと言われるタイに乗り込み、衝撃の逆転KO奪取を演じた新王者・タパレス。サウスポースタイルからしなやかな強打を打ち込むフィリピン選手らしいスタイルで世界初挑戦で夢をかなえた。戦績は31戦29勝(12KO)2敗。敗れたプンルアンは56戦52勝(35KO)4敗となった。
関連ニュース
編集者のオススメ記事
ファイト最新ニュース
もっとみる井上尚弥「わくわくしている」
井上尚弥5・4ラスベガス4年ぶり再上陸、ファイトマネーは「過去最高」大橋秀行会長も脱帽「どんどん上がる」大トリでメイン「昔じゃ考えられない」
井上尚弥、5・4対戦カルデナスに警戒「意外と気を抜けない」来春の中谷潤人との夢対決まで3戦内定も危機感「負けたら計画は終わる」
井上尚弥「KOでも判定でも魅せたい」5・4次戦で4年ぶりラスベガス再上陸を改めて正式発表「日本でのパフォーマンスを力まずにやる」
井上尚弥、4年ぶりラスベガス再上陸の次戦5・4カルデナス戦 PrimeVideoが独占ライブ配信
“退団危機”報道の内藤哲也「そこは触れちゃいけない」高橋ヒロムは混乱「内藤さんはフリー?」4・5IWGPタッグ防衛戦
あの棚橋弘至が弱音?「初めて疲れを見せたかも…」田口隆祐に何度もロープ走らされダウン 5日対戦・海野翔太には忠告「エースは甘くないぞ」
恐怖で女児泣き声も デスペラードが血染めの30分超壮絶デスマッチ制しV4「大丈夫か?ごめんな」「おっかねえのも全部プロレス」