秒殺KOの小国以載がグスマン戦熱望「穴はある」
「ボクシング・スーパーバンタム級8回戦」(2日、新宿フェイス)
元日本、東洋太平洋スーパーバンタム王者で、WBC世界同級5位、IBF同6位の小国以載(28)=角海老宝石=が、JP・マカダンピス(25)=フィリピン=を左ボディーで1回30秒でKOした。
「入ったと思ったらしゃがんでいた。ボディーから組み立てていこうと思っていたので、どうしようと思った。速すぎて気まずい」と苦笑い。
今後は7月20日に和気慎吾(古口)とのIBF同級王座決定戦を11回TKOで下しタイトルを獲得したジョナタン・グスマン(ドミニカ共和国)をターゲットにする。小国にとって、和気はキャリア唯一の黒星を喫した(13年)相手だけに、特別な思いがある。
「グスマンは強いとは思うが、それほどスピードがあるとは思わないし、やれると思う。パンチはあるのだろうけど、穴はある」と自信を見せた。鈴木会長も「準備はできている。できるのなら次にでもやらせたい」と、ゴーサインを出した。