ボクシング成松が初戦勝つ 緊張、トラブル乗り越える
【リオデジャネイロ共同】ボクシング男子ライト級の成松大介(自衛隊)が6日、カブレラ(ベネズエラ)との1回戦に競り勝った。初戦の緊張やトラブルを乗り越え「判定で(勝敗が聞き取れず)分からなかった。安心した」と胸をなで下ろした。
26歳で初めて臨む五輪。普段通りを心掛けたものの「やっぱり特別な気持ちもあった」。
4月の熊本地震で被害を受けた故郷を思う。「地元の小学校では大画面で応援してくれていると聞いた。絶対負けないぞと強く思う」。9日(日本時間同日深夜)の2回戦で第8シードのバルデラス(米国)に挑む。