世界初挑戦の竹中佳「気持ちを強く持って戦う」
「WBO女子世界ライトフライ級王座決定戦」(20日、三田市駒ケ谷運動公園体育館)
WBO女子世界ライトフライ級王座決定戦の計量が19日、兵庫県三田市内のホテルで行われ、前東洋太平洋同級王者・竹中佳(30)=高砂=が200グラムアンダーで48・7キロ、WBOアジアパシフィック同級王者のルイサ・ホートン(オーストラリア)は48・3キロで、両者とも一発で通過した。
世界初挑戦の竹中は白色の柔らかなワンピースで登場。「せっかくオーストラリアから来ていただいたけど、ベルトを持って帰らせるわけにはいかない。必ず世界を獲って高砂にベルトを持って帰ります」と勝利を誓った。2012年6月、26歳での遅いプロデビューから11戦全勝(3KO)で迎える大一番に、「私のスタイルはまだ確立していない。こういうボクシングというより気持ちを強く持って戦う」と決意を示した。
情報の少ない対戦相手のホートンは終始笑顔でセレモニーをこなした。「私は(世界ミドル級3団体統一王者の)ゴロフキンみたいなガンガン攻めていくアグレッシブなタイプ。タイトルをオーストラリアに持って帰る」と自信を見せた。
▽レフェリー=ダンレックス・タップダサン(フィリピン)
▽ジャッジ=ワレスカ・ロルダン(米国)、リン・カーター(米国)、サルビン・ラグンバイ(フィリピン)
▽使用グローブは日本製8オンス