ボクシング・六島ジム5人衆、地獄の白浜キャンプスタート
ボクシングの六島ジムで年内のタイトルを狙う5人衆が7日、和歌山・白浜町で2泊3日の走り込みキャンプをスタートした。
東洋太平洋ミドル級2位の太尊康輝は11月に東洋太平洋王座戦への挑戦に向け交渉中。世界に2度挑戦した経験のある日本バンタム級12位の向井寛史もそろそろベルトが欲しいベテランだ。
フィリピンからの“輸入ボクサー”で東洋太平洋バンタム級3位にランクを上げるマーク・ジョン・ヤップは、今秋、いよいよタイトル挑戦の予定。昨年タイトル奪取に失敗したストロング小林佑樹も再挑戦を目指す。東洋太平洋フライ級8位の坂本真宏は大阪市立大工学部で研究する大学院生ボクサーながら、昨年デビュー以来、8戦全勝(4KO)。学問と両立させながら、チャンスを待つ。
5人はこの日、鬼軍曹・武市トレーナーの指導の下、白浜に到着し、いきなり30分走×4本を走りきった。9日まで午前、午後の2部練習で下半身を徹底強化する。枝川孝会長は「ドSの武市やからな。3日で130キロは走らせるやろ。ハラダジムも来てるらしいし、負けられん」と、地獄の3日間を予告していた。