5度目の世界挑戦の江畑佳代子「勝算ある」
「ボクシング・WBO女子世界ミニフライ級タイトルマッチ」(21日、後楽園ホール)
王者・池原シーサー久美子(31)=フュチュール=に挑戦する元東洋太平洋女子フライ級王者・江畑佳代子(40)=ワタナベ=が8日、都内のジムで会見した。
昨年5月、池原のタイトルに挑戦し、7回1-2の負傷判定で敗れた。「今までのベストバウトで、あの試合で終わろうと決意したのですが、女子ボクシングが盛り上がり、ワタナベにも女子が増えるのを目の当たりにして、もう少し現役でいたい、池原さんに勝ちたい、と思いました」と引退を撤回。3月にはタイ人を3回TKOで下し、再起した。
今回、世界挑戦は5度目となる。「普通ではあり得ないことですが、池原さんの3度目の防衛戦を見て勝算があると思いました。40歳ですが、技術的にまだ伸びしろがありました。執念を見せたいと思う」と必勝を誓った。