長谷川穂積5年5カ月ぶり世界王座返り咲き宣言 王者ルイスは「見た目は好青年」

 調印式を終えて健闘を誓い合う長谷川(左)と山中=スイスホテル南海大阪
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 「ボクシング・WBC世界スーパーバンタム級タイトルマッチ」(16日、エディオンアリーナ大阪)

 ダブル世界戦の調印式が14日、大阪市中央区のホテルで行われ、出場4選手が会見した。世界3階級制覇を懸けて同級王者のウーゴ・ルイス(29)=メキシコ=に挑む同級5位の長谷川穂積(35)=真正=は「一番強いと言われているルイス選手に挑戦することは自分にとってチャレンジ。勝ってチャンピオンになれるよう頑張りたい」と、WBC世界フェザー級王座から陥落した2011年4月以来、5年5カ月ぶりの世界王座返り咲きを宣言した。

 前日の予備検診までの公式行事を東京で行ってきた王者とは、この日に初対面。第一印象について「見た目は好青年です」と笑顔も浮かべて答えた。3階級制覇も懸かる一戦だが、「それは結果として付いてくること。試合に集中したい」と、目の前の勝利だけを見つめる。

 亀田興毅に1-2の僅差判定負けした2012年12月以来の来日となるルイスは、「長谷川選手と戦えることを誇りに思っている。何度も世界戦を勝っている偉大な選手。長谷川選手をまねた選手と練習を重ねてきた。必ずメキシコにタイトルを持ち帰る」と今年2月に獲得した王座の初防衛を誓った。

 なお、今回のダブル世界戦では、メインイベントのWBC世界バンタム級王座戦では日本製グローブが使われるが、この試合ではナックルパートが薄く強打者に有利とされるメキシコ製レイジェス社の8オンスグローブが使用されることが確認された。

 【WBC世界スーパーバンタム級王座戦オフィシャル】

 ▽レフェリー=エクトル・アフー(パナマ)

 ▽ジャッジ=バート・クレメンツ(米国)、デビッド・サザーランド(米国)、ニコラス・イダルゴ(ベネズエラ)

 ▽立会人=デュエイン・フォード(米国)

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