山中慎介、勝利のご褒美は吉本新喜劇?遠征先の楽しみ聞かれ

計量を一発クリアした山中慎介(右)とアンセルモ・モレノ
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 「ボクシング・WBC世界バンタム級タイトルマッチ」(16日、エディオンアリーナ大阪)

 前日計量が15日、大阪市内で行われ、王者・山中慎介(33)=帝拳=はリミットの53・5キロ、挑戦者で同級1位のアンセルモ・モレノ(31)=パナマ=は100グラムアンダーの53・4キロで一発パスした。

 計量を終え、ペットボトルの水を飲んだ山中は「一気飲み干して汗が噴き出た。調子のいい証拠」とコンディションの良さを実感していた。

 モレノ陣営が「前回(昨年9月に1-2の判定負け)は負けていない」と繰り返していることについて「勝ってもいないでしょう」と一蹴。「厳しい闘いは覚悟している。確実に自分が勝ったという試合にする自信はある。いいパンチが当たれば強引に行くかもしれない。流れの中で自分で判断する」と、KOフィニッシュも描いている。

 遠征先では名物を食べるのが恒例で、前回15年4月のサンティリャン(アルゼンチン)戦では、自由軒のカレーを食べた。今回は、といえば「うーん、どうしよう。それより、吉本新喜劇が見たいですね。吉本に行きたい」と笑った。「なんばグランド花月」は、宿泊するホテルのすぐそば。お楽しみはモレノ退治の後だ!?

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