日本初、東洋太平洋4大タイトルマッチ実施へ

 真正、井岡両ジムが4日、日本初の「東洋太平洋4大タイトルマッチ」を11月11日、神戸市立中央体育館で行うことを発表した。真正・山下正人会長は「いつもは世界戦のアンダーカードなどが多く目立たないけど、素晴らしい王者がいることを知ってもらいたい」と意図を説明した。

 メーンは同スーパーバンタム級王者・久保隼(26)=真正=が同7位・イム・ジヌク(韓国)を迎え、2度目の防衛戦。戦績は久保が10勝(7KO)無敗、イムが8勝(2KO)4敗5分け。

 セミファイナルは同ライト級王者・中谷正義(27)=井岡=が同11位・アラン・タニャダ(フィリピン)を相手に6度目の防衛戦。中谷は12勝(7KO)無敗、タニャダは14勝(6KO)5敗3分け。

 同バンタム級は王者・山本隆寛(25)=井岡=が同3位のマーク・ジョン・ヤップ(27)=フィリピン、六島=と3度目の防衛戦。山本が18勝(15KO)4敗、ヤップが24勝(10KO)12敗。

 同ミニマム級王座決定戦は同2位・山中竜也(21)=真正=が元WBO世界同級王者で同1位のメルリト・サビーリョ(32)=フィリピン=を相手に初のタイトル戦に臨む。山中は12勝(3KO)2敗、サビーリョが25勝(12KO)3敗1分け。

 久保は「プロ11戦目で11月11日と重なった。いい1日で終わるように」とNo.1宣言。中谷は「世界にはずみを付けるために絶対勝つ」と闘志を高めた。

 屈指の好カードとなった山本は「この試合は世界への通過点。KOで勝つだけ。実力を証明するのはいい相手」と気合。フィリピンからの“輸入ボクサー”ヤップはビッグチャンス。昨年末に同僚のストロング小林が4度倒され、完敗した山本に対し、「5度倒して勝つ」と敵討ちを誓った。

 山中も強敵に挑む。「長谷川(穂積)さん、多田(悦子)さん、久保(隼)さんに続きチャンピオンになる」とジム4人目の王者へ意気込んだ。

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