大沢11・5ラスベガスで世界初挑戦 “介護士ボクサー”が番狂わせ起こす!
「ボクシング・WBO世界フェザー級タイトルマッチ」(11月5日、ラスベガス)
WBO世界フェザー級2位の大沢宏晋(31)=ロマンサ雅=が4日、大阪府松原市内で会見し、11月5日に米ラスベガス・トーマス&マック・センターで同級王者・オスカル・バルデス(25)=メキシコ=を相手に初の世界挑戦を発表した。世界5階級王者ノニト・ドネア、メインの同6階級王者マニー・パッキャオ(フィリピン)の前座と世界が注目する舞台。ギャンブルの街で大阪の無名男が“大穴”をあける。
盆と正月にクリスマスまでいっぺんに来たかのようだ。松原市の小さなコンテナ小屋のようなジムから、まさかラスベガスで世界戦。記者10人もいない発表会見で大沢は、「昔から人生の一瞬の引きは、めちゃめちゃ強いんです。ここ一番、ええとこだけいつも持って行く」と強運に胸を張った。
念願の世界は一瞬で決まった。王者オスカル・バルデスとの指名試合オファーを即決。しかもメインのパッキャオ、セミファイナルのドネアの前のセミセミファイナル。「目指して立てるものじゃない。幸せです」と、笑いが止まらなかった。
“記念”で終わるつもりはない。大沢の参謀にはメキシコの英雄、マルケス兄弟(兄・フアン・マヌエル、弟・ラファエル)のトレーナーも務めた中島利光氏が就く。バルデスは20勝(18KO)。下馬評では不利ながら同氏は「王者はまだ一線級とやっていない。あとは勇気だ」と、番狂わせに自信を見せた。
“介護士ボクサー”で知られ、養護施設に勤務しながら選手活動と両立。ファイトマネーはデビュー戦以来、身体知的障害者団体などに全額寄付してきた。「お年寄りの励ましが力になる。ヘルパーやってる人がまさか米国て!」と笑った。
ラスベガスで世界奪取なら、もちろん日本選手初の快挙。「ベガスなのでね。打ち合い、ギャンブル勝負!」と目をギラギラ。“無印男”が一獲千金、一夜にしてスターを狙う。
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