元日本王者の福原力也、12・19に引退試合「自分のすべてをぶつけたい」

 元日本スーパーバンタム級王者で日本フェザー級4位の福原力也(37)が18日、12月19日に後楽園ホールで引退試合を行うと明かした。対戦相手はフィリピン人ランカーが有力。

 福原は2000年デビュー。05年9月に日本スーパーバンタム級王者・木村章司(花形)を10回判定で下し、王座を獲得。その後、ケガに悩まされながら不屈の闘志でリングに上がり続けた。

 「体にムチ打ってやってきましたけど、もう限界です。右ひじ、右肩、ひどいときは左のひじ、肩もキツかった。ケガを克服できなかった」と、17年間のボクサー人生に終止符を打つことを決めた。

 「12月の試合までは現役なので、きっちり仕上げて勝って終わりたい。自分のすべてをぶつけたい」と思いを語った。福原はここまで31勝(23KO)9敗1分。

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