東洋太平洋・WBOアジアパシフィック王座統一戦が決定 日本初
ボクシングの東洋太平洋とWBOアジアパシフィックのスーパーフェザー級王座統一戦が行われることが決まり、東洋太平洋王者の伊藤雅雪(25)=伴流=とWBOアジアパシフィック王者の渡辺卓也(27)=青木=が1日、都内の日本ボクシングコミッションで会見した。なお、日程および会場は近日中に発表される。
会見に同席した三迫貴仁日本ボクシング協会国際部長は「この両王座の統一戦は日本初。これまでにもないかもしれない。アジア・ナンバーワン決定戦の注目カードになる」とアピールした。
東洋太平洋王座を2度防衛中の伊藤は「早く世界戦をやりたいので、レベルアップできるいい試合を組んでくれた。自分はパワー、スピード、技術のすべてで渡辺選手を上回っていると思うので、圧倒して世界へ行きたい」と、世界前哨戦の位置づけ。会見後は羽田発の航空機で米ロサンゼルスへ約1カ月のスパーリング合宿に出発した。
9月14日に王座決定戦を制して同級王者となったばかりの渡辺は「実力のある伊藤選手に勝つことで評価が上がると思う。自分が世界に行けるようになりたい」と意気込んだ。