中谷正義、圧勝KO誓う「こっちは12回の戦いを知っている」
「ボクシング・東洋太平洋4大タイトルマッチ」(11日、神戸市立中央体育館)
前日計量が10日、神戸市内で行われ、8選手とも一発クリアした。セミファイナルの東洋太平洋ライト級王座戦は王者・中谷正義(27)=井岡=が同級15位・アラン・タニャダ(25)=フィリピン=を相手に6度目の防衛戦。戦績は中谷が12勝(7KO)、タニャダが14勝(6KO)5敗3分け。
安定王者の域に入り、国内で敵は見当たらない。今回の相手も格下は否めず、「気持ちは前半から。組み立ては中盤から後半にKOしたい。相手は12回もやったことないだろうし、こっちは12回の戦いを知っている」と余裕。来年こそ待望する世界戦に向け、圧勝KOしか描いていない。
トレードマークの緑ヘアは黒に戻した。「おっさんになっていくから、緑はしんどかった。そろそろ卒業しないとと思ってたけど、キャラクターもあったから変え時は難しかった。やっと卒業」。“大人の中谷”で再進撃だ。