ファイトマネー盗難被害の王者グスマン、今回の契約金は振り込みで!小国以載が挑戦
「ボクシング・IBF世界スーパーバンタム級タイトルマッチ」(12月31日、島津アリーナ京都)
同級5位の小国以載(28)=角海老宝石=の挑戦を受ける王者ジョナタン・グスマン(27)=ドミニカ共和国=が、契約書でファイトマネーを銀行振り込みにするよう求めていたことが15日、分かった。
7月に大阪で和気慎吾(古口)との王座決定戦を制したグスマンは帰国した際にファイトマネーを盗まれる災難に見舞われた。この日、小国の会見に立ち会ったプロモーターのジョー小泉氏によると「今回の契約書では、契約金は現金ではなく全額銀行振り込みにとなっていました」という。
また、萩森健一マネジャーが小国の世界初挑戦が実現した経緯を明かした、6月24日にネオマール・セルメニョ(36)=ベネズエラ=中国でWBA世界同級王座決定戦を制し、王座を獲得。翌日から小国陣営はセルメニョ側と交渉に入ったが難航し断念。
小国は8月2日に世界前哨戦に1回KO勝ちすると、18日に新たにオファーしていたグスマンサイドとの交渉が締結したという。小国は「やるならグスマンが一番いいと思っていた。22勝全KOの記録があるから、そこにこだわってくるはず。ポイントで逃げようとしないから、最後まで立っていればチャンスはある」と勝機を見ている。