京口紘人が4戦4KO、来年にも世界戦
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「ボクシング・8回戦」(15日、後楽園ホール)
東洋太平洋ミニマム級3位の京口紘人(ワタナベ)が、マイケル・カメリオン(フィリピン)に1回33秒TKO勝利。圧巻の左アッパーで秒殺し、4勝(4KO)無敗とした。
鮮烈な後楽園ホールデビューだった。相手の打ち終わりに強烈な左アッパーを打ち込むとカメリオンは尻もちをついてダウン。何とか立ち上がったものの、ダメージが大きくレフェリーが試合を止めた。リング上で「早く終わりすぎてすみません。みなさん、僕を覚えてください。来年はチャンピオンになれるよう頑張ります」とあいさつし、大きな拍手を浴びた。
大商大時代は主将を務めたアマエリート。渡辺均会長は「来年は東洋太平洋のベルトを取らせて、防衛戦を挟んで年末に世界戦が組めたらいい」と、プランを口にした。「本当に強い。並のチャンピオンじゃ収まらない。防衛回数の記録を狙わせますよ」と、前評判通りのまな弟子の快進撃に満面の笑顔だった。