内藤組の「X」はルーシュ!棚橋KOで白星発進 新日本ワールドタッグL
「プロレス・新日本」(18日、後楽園ホール)
「ワールドタッグリーグ」が開幕し、Aブロックの公式戦4試合が行われた。パートナーを「X」としていたロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンの内藤哲也はメキシコCMLLの本家ロス・インゴベルナブレスの一員であるルーシュとタッグを結成。棚橋弘至、ジュース・ロビンソン組を下して白星発進を決めた。
ルーシュは身体能力の高さを感じさせる荒々しいファイト、独特の正面飛び式ドロップキックなどを繰り出して奮闘。最後は、棚橋にダブルアーム脳天くい打ちの荒技ルーシュドライバーを放ってKOし、孤立したロビンソンを内藤がデスティーノで仕留めた。
試合後、内藤はルーシュともにリング上に横たわる棚橋を踏みつけて勝利をアピール。「オレが用意したパレハ(仲間)X。みなさま、あの人じゃないか、この人じゃないかって楽しんだでしょ。その時間を提供したのは一体誰か。みなさま、オレ、そして我々ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンに感謝するべきだ」としてやったりの表情を浮かべた。
インタビューでは、内藤が「彼(ルーシュ)の発する言葉を聞きたいですか」と報道陣に質問。ルーシュがスペイン語で熱弁すると、内藤は「なんて言ったか分かる?わかんなかったら、あなたたちでスペイン語を調べて、理解してよ。分かりたいんだったらスペイン語を勉強した方がいいよ。彼もスペルエストレージャ(スペイン語でスーパースターの意味)だからカンサード(スペイン語で疲れたの意味)なんだよ」といつものように人を食ったような言葉を並べて去って行った。
その他の公式戦は、ハンソン、レイモンド・ロウ組がヘナーレ、中西学組を、ブライアン・ブレイカー、リーランド・レイス組がハングマン・ペイジ、高橋裕二郎組を、小島聡、天山広吉組がタンガ・ロア、タマ・トンガ組を下した。
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