太尊1年ぶり王座挑戦「絶対勝つということしか考えていない」
「デイリー後援・ボクシング・東洋太平洋ミドル級タイトルマッチ」(23日、住吉スポーツセンター)
六島、森岡ジム合同興行「5大タイトルマッチ」の計量が22日、大阪市住吉区のホテルで行われ、王座戦出場10選手は全員一発クリアした。東洋太平洋ミドル級1位の太尊康輝(23)=六島=はリミットちょうどの72・5キロ、同級王者のドゥワイト・リッチー(オーストラリア)は72・2キロで通過した。
昨年11月に東洋太平洋、日本同級王者の柴田明雄(ワタナベ)に挑み、7回TKOで完敗した太尊が1年ぶりのタイトル戦で悲願のベルト奪取を宣言した。「去年は独特の緊張感のある中で自分の実力を出せなかった。今年は勝負できる。絶対勝つということしか考えていない。倒して勝つ。ガチで勝負します」と自慢の強打を爆発させる覚悟だ。
ただ、対する王者は簡単な相手ではない。6月に後楽園ホールで西田光(川崎新田)を空転させ、敵地で王座を奪取。KO率こそ低いものの、18戦14勝(1KO)4無効試合と全勝を誇る技巧派だ。計量で対面した太尊は「調子いいみたいですね。でも、オレの方がもっといいですよ」と気後れすることなく豪語した。
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