W-1・武藤敬司が“達人”集め新プロジェクト立ち上げ!長州、藤波、ライガーに平成維震軍も

 プロレス団体のWRESTLE-1に所属する武藤敬司(53)が7日、都内の同団体事務所で会見を開き、来年2月8日に東京・後楽園ホールで、自身がプロデュースするプロレスの“達人”を集めた新プロジェクト「PRO-WRESTLING MASTERS」を始動し、同日に第1回大会を行うと発表した。メインイベントのカードも発表され、武藤、長州力(65)、藤波辰爾(62)、獣神サンダー・ライガー(52)組が、90年代に新日本プロレスで大暴れした“平成維震軍”越中詩郎(58)、ザ・グレート・カブキ(68)、AKIRA(50)、斎藤彰俊(51)組と対戦する。

 武藤は長州とともに会見に出席し、新プロジェクト始動の動機を、「WRESTLE-1のリングが若手中心でいい形にまとまりつつある中、若干オレ自身が浮いた形になってきて、以前からやりたかったことがが今回の企画」と説明。続けて、「以前、オレが発した『思い出とケンカをしても勝てない』という言葉が取り上げられたことがあるんですが、“思い出”も“時”と戦ったら勝てないかなと思っている中、オレの一番いいときの思い出、1990年代ですか。そのプロレスを持って時と真っ向勝負をしてぶち破りたい。オレたちがやっていた昔のプロレスと今は形態が変わってきているのかなと。変わっていく部分にちょっとした不満もあって、そういうものをぶつけていきたい」と意気込みを示した。

 今年1月に日本武道館でのイベントで藤波と対戦した以後はリングから遠ざかっている長州は「久々にこういう場に座ったんですけど、ボクはフェードアウトして1年になるし、(リングに)上がってみたいと思ったのは、例えどんな田舎であろうが都会であろうが、こういう志でやってんだな、と思うところは上がってみたいなと思ったこともあります」としみじみ。「今回、敬司といろんな話をして、だったら上がろうと。考え方は昔と変わらないですから、リングの中で頑張ってコンディションを作って、自分なりの長州力を客に見せつけて、選手にも見せつけて、それがどう見られるのか。レスラー長州力を作ってリングに上がりたいと思います」と決意表明した。

 また、武藤は今後の見通しについて「マスターズってのは直訳すると達人。現存する限られたレスラーしかいない中でやらなきゃいけない難しさ。点を線にはつなげたいと思っていますけど、2月8日次第ですね」と話し、自身のWRESTLE-1との関わりについては「マッチメークの中で必要とされたら上がるし、ただの消化試合に上がれるだけの肉体じゃないから、今は。気持ちがないと戦いに臨めない」との考えを示した。

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