空手師範・角田信朗、穂積へねぎらいの言葉を連射
空手の正道会館最高師範でタレントの角田信朗(55)が10日、自身の公式ブログを更新し、9日に現役引退を発表したボクシングの世界3階級制覇王者・長谷川穂積をねぎらい、その戦闘スタイルを格闘家として専門的にたたえた。
角田は以前に神戸市内のサウナで長谷川と遭遇した際に長谷川の方から「写メいいですか」と請われて映したという上半身裸のツーショット写真を掲載。「ボクは彼の戦い方が大好きでした」と切り出し、「ロケットランチャーの様な一撃の破壊力を、(機関銃の)ガトリングガンのように連射する豪放さと鍼(はり)でツボを刺して倒すような緻密で繊細なボクシングを兼ね備え」と技術的な部分を称賛。続けて「客の心を熱くするスタイル!敗れてもまた復活し、3階級制覇を成し遂げた執念。35歳という年齢で世界チャンピオンに返り咲いて一番良いときにサッと身を引くカッコよさ」と内面的な部分への褒め言葉を、長谷川の連続パンチをしのぐほど連ねた。
続けて、「あの試合がもう観れなくなるのは寂しいですが、ボロボロになって、打たれて打たれて、変わり果てた姿になって消えていくよりも、ボクはクレバーな生き方だと思います」と引き際のタイミングについても賛同。最後に「本当にお疲れ様でした。これからの人生をご家族とともに謳歌してください」と締めた。