アポロジム10カウントゴングで島木譲二さん追悼
ボクシングのアポロジムは18日、メルパルク大阪で行った興行(デイリースポーツ後援)で、脳出血のため16日に72歳で亡くなった吉本新喜劇の島木譲二さんを10カウントゴングで追悼した。
島木さんは元プロボクサーで、大阪新和ジムの後輩だったアポロ嘉男会長(65)らがリングに上がりしのんだ。同会長は15歳の時から「兄弟のようだった」と振り返り、3度の世界挑戦や東洋太平洋王座を奪取した時など40年にわたって常に見守ってくれていたという。
最後に会ったのは昨年12月、ジムを訪ねてくれた時。「体が悪いとか、隠す人だったから」と悲しんだ。
JBC(日本ボクシングコミッション)関西事務局・岡根英信局長(69)は島木さんの誘いでJBCに入った。結婚披露宴の司会も務めてもらった。「舞台に戻ると信じていた」と残念がった。