新日本・オカダが鈴木みのる撃退に自信「改めて嫌いだと思った」

 新日本プロレスは6日、都内の事務所で4日の東京ドーム大会の二夜明け会見を開き、IWGPヘビー級王者のオカダ・カズチカ(29)が、ケニー・オメガとの防衛戦を振り返るとともに、前日の大会に乱入した鈴木軍の撃退に自信を見せた。

 オカダは疲れを感じさせない、さわやか笑顔で登場。だが、46分に及んだ戦いの激しさを物語るように、その首には大きなアザが残っていた。その一戦を「たくさん激闘はしてきましたけど、初めての死闘だったんじゃないかと思います。ケニー・オメガは強くて、何をやったら勝てるんだろうと思うような相手でした」と振り返り、「ケニー・オメガを超えたことで自信になりましたし、日本でも盛り上がりましたが、世界中に響いた防衛戦だったんじゃないかと思います」との手応えも感じていた。その言葉通り、世界中のレスラー、関係者から「すごい試合だった」などのメッセージが届いていることも明かした。

 そして、前日の東京・後楽園ホール大会ではノアマットで暴れまくった鈴木軍が2年ぶりに乱入の形で新日本に姿を現して宣戦布告し、オカダは総帥の鈴木みのるにゴッチ式脳天くい打ちを見舞われてKOされる屈辱を味わったとに話が及んだが、表情は変わらず。オカダは「新日本プロレスを狙うと言うことは、このベルト(IWGPヘビー級王座)を狙うことだと思いますし、やるからにはやりますけど、今のオレはなかなか強いですよ。あなたは、あんな強いケニー・オメガを倒せますかと言いたいですね」と、不敵に言い放った。

 さらに、「2年間、他の団体でやっていたかもしれないですけど、その2年間で新日本プロレスがどこまで来たかを教えてやりたい。自分も新日本プロレスを背負ってますので負けられない。ボクも昨日はやられたい放題でしたから、(対戦が)決まったらやりたいと思います」と自信たっぷり。

 鈴木の印象も「あんまり知らない。他団体で何をしているか、ボクたちのところまで響いていない。(鈴木軍の)ジャージが変わったぐらい」とあっさり。最後は「やっぱり、いつまでたっても鈴木みのるというレスラーは嫌いなんだと、改めて昨日、思いましたね。いろんな人を嫌いでも認めるところはありますが、鈴木みのるに関してはない」と斬り捨てた。

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