荒川が13試合目タイトルマッチ 勝利で世界への足がかり作る
「WBOアジアパシフィック・ライト級王座決定戦」(31日、後楽園ホール)
前日計量が30日、都内の日本ボクシングコミッション(JBC)で行われ、同級2位の荒川仁人(ワタナベ)は100グラムアンダーの61・1キロ、同級13位のアンソニー・サバルデ(フィリピン)は200グラムアンダーの61・0キロでともに一回でクリアした。
計量を終えた荒川は、落ち着いた様子で水分を取った。初対面したサバルデについて「強そうですね。振ってくるので前半気をつけていきたい。まったくもらわないのは難しいだろうけど、芯でもらわないようにしたい」と話した。
八王子中屋ジムからワタナベジムに移籍して間もなく2年になる。今年、年男(36歳)の荒川は「早いですね。肉体は変わっていくし、物事の変化も必然。若いころは追い込むとか、目に見えることで一生懸命だった。30歳を過ぎて、目に見えないこと、日常的な物事をボクシングに取り入れようとしている」と、心境を語った。
自身、タイトルマッチは13試合目となる。「次が36試合目ですから、3分の1強がタイトルマッチですね。この試合は目指しているものの足がかりにするためのもの」と、日本王座を返上して挑むタイトルの先に世界を見据えている。
初来日のサバルデは「荒川選手は強そうだし、情報も仕入れてきました。自分はしっかり準備をしてきたし、全力を尽くします」と気迫をみなぎらせていた。
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