“ポスト長谷川”久保隼が200人招待 4月9日に世界初挑戦

子どもあを相手にミット打ちをする久保(中央、右は山下会長)
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 世界初挑戦が決まったWBC世界スーパーバンタム級9位の久保隼(26)=真正=が11日、神戸市内で初の講演を行った。所属ジムの山下正人会長(54)とともに、兵庫県内の児童養護施設の小、中学生、高校生約200人に自らの経験を語り、世界戦に「久保シート」として子供たち200人を招待する意向を明かした。久保は、4月9日にエディオンアリーナ大阪でWBA世界同級王者のネオマール・セルメニョ(37)=ベネズエラ=に挑戦する。

 人生初の講演。ボクサーらしくなく「人前が苦手」という久保のために山下会長が持ち時間の半分以上を使ったが、師匠の心配は無用だった。久保は自らの挫折経験や尊敬するジムの先輩、3階級制覇王者の長谷川穂積氏の話を熱弁した。

 昨年9月に長谷川氏が負傷を乗り越えてベルトを奪回した試合を、道のりをそばで見てきた後輩として「奇跡という名の必然の勝利」と表現。「僕も必然の勝利をしたい」と誓った。

 その歓喜の瞬間は、皆で分かち合う。試合会場には「みんなを招待したい」と約束。試合当日は子供たちのために「久保シート」200席を用意する。「子供たちに夢を与えられるかどうか、それは自分次第。そういうことが本当にできる選手にならないと」と挑戦者は自らにプレッシャーをかけていた。

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