ノア 3・12横浜文体で丸藤と武藤が“天才タッグ”初結成!
「プロレス・ノア」(14日、後楽園ホール)
“方舟の天才”丸藤正道(37)が3月12日の横浜文化体育館大会で、WRESTLE-1の“天才”武藤敬司(54)と初めて“天才タッグ”を結成することが決まった。
この日、丸藤は熊野準と組んで、清宮海斗、杉浦貴組と対戦。原爆固めを決められるなど清宮の健闘に苦しめられたが最後は不知火で清宮を料理した。丸藤はリング上でマイクを持つと、「3月12日、オレのわがままを一つだけ聞いていほしい。1度でいいからオレの隣に立ってほしい人がいる。その人をここに呼んでいる」とアピール。すると、何と武藤敬司がテーマ曲に乗って現れた。
大歓声が起こる中、丸藤は「武藤敬司さん、プロレスラーの中であこがれの存在。オレの横に一度でいいから立ってくれませんか」とタッグ結成を直訴。これに対し、武藤は「亡き三沢(光晴)社長と同い年。いろいろと比較もされました。今年でキャリア33年、クラシックでレトロなレスラーです」などと前置きし、「一所懸命やります。丸藤、やろう」と、その場で受諾すると、2人は“プロレスLOVEポーズ”を決めて花道を引き揚げた。
丸藤は、昨年12月に新体制となったノアの初ビッグマッチで武藤と初めて同じリングに立つことに、「ノアとして体制が変わって生まれ変わる時期に、これがふさわしいのかと言われたらオレのわがままですけど、プロレスをやってきて、プロレスが好きでプロレスを見て育ってきたんで武藤さんと同じ場所に立ちたいと、お願いしました」と説明。武藤は約5年ぶりとなるノア参戦に、「(丸藤は)ジーニアス、天才ですよ。こういうお話をいただいて非常に光栄だと思っています。一所懸命頑張ります」と意気込みを示した。
また、丸藤は「武藤さんには申し訳ないですけど、下心ありのタッグだと思っています」と意味深な言葉を発すると、武藤は「オレはピュアだからね」と返答。続けて、「どういう相手を用意してくれるのか分かりませんけど、言えることは、80%はパートナーが仕事をする。残りの20%でオレは勝負します」と笑みを浮かべた。
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