王座返上の岡田、今年初戦をTKO勝ち 「一方的に勝つのが理想」と反省も
「ボクシング・8回戦」(4日、後楽園ホール)
前日本スーパーライト級王者の岡田博喜(27)がフィリピン・スーパーライト級11位のロデル・ウェンセスラオに7回1分TKO勝ちした。
序盤から鋭いジャブを軸に、ワンツーを打ち込む一方的な展開としたが、ガードをがっちりと固める相手に粘られた。中盤はコーナーに詰められ、左右のフックを振り回される場面もあったが、巧みなディフェンスでかわした。
スタミナ切れの様相が見えてきた相手に、7回からは左ボディー中心に攻めた。岡田は「最終ラウンドに一気に行こうと思って、ボディーを狙っていた。倒せればいいなと思っていたけど、正直倒せると思っていなかった」と笑った。
2年9カ月君臨し、6度防衛した日本王座を返上して初めての試合だった。「ウエートも65・0キロだったし、作戦とかなく、ストレスなく(試合まで)持ってこれた。自分が持っている力の底上げをしてきた」と振り返った。
「無難に勝っちゃった。(最速2階級制覇王者)ロマチェンコのように一方的に勝つのが理想。もっと面白い試合をします」と反省の言葉も出た。「次は世界と言いたいけど、東洋太平洋やアジア(WBOアジアパシフィック)も取っていないので」と、世界へステップを踏んでいく。
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