亀田和毅が前日計量クリア「いい感じで仕上がった」

 「ボクシング・55・8キロ契約10回戦」(10日、後楽園ホール)

 前日計量が9日、都内の日本ボクシングコミッションで行われ、元WBA世界バンタム級王者で3年3カ月ぶりに日本リングに復帰する亀田和毅(協栄)はリミットの55・8キロ、マイク・タワッチャイ(フィリピン)は300グラムアンダーの55・5キロでともに一回でクリアした。

 「予定通り。いい感じで仕上がった。今、できることを楽しくやりたい。自信を持って自分のボクシングをするだけです」と落ち着いた表情だった。

 試合も昨年10月16日、メキシコで1回KO勝ち以来となるが「あれからフィジカルを鍛えて強くなっているし、どんな効果が出るか楽しみ。普通にやれば出ると思う」とパワーアップしたポテンシャルを強調した。

 また、元世界3階級制覇王者の兄で、チーフトレーナーを務める興毅氏は「和毅は『バーニング・ハート』で入場する」と明かした。「これまで和毅はいろんな曲を使ってきたけど、これが一番亀田家らしい。気持ちを出して闘ってほしい」と、現役時代の自分の入場曲を「受け継げ」と託した。『ロッキー4』のテーマに乗せ、次兄でセコンドに付く大毅氏を加えた3兄弟の『亀田トレイン』で入場する。

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