川口勝太がOPBF王座に挑戦 トレーナー「心身ともに充実」
「ボクシング・東洋太平洋スーパーフライ級タイトルマッチ」(4月2日、エディオンアリーナ大阪第2競技場)
WBOアジア太平洋スーパーフライ級暫定王者でOPBF同級10位の川口勝太(32)=堺東ミツキ=が24日、所属ジムで会見を行い、4月2日にエディオンアリーナ大阪でOPBF同級王者のレネ・ダッケル=フィリピン=に挑戦することを発表した。
川口は昨年10月28日に敵地フィリピンのカガヤン・デ・オロでラクニラン・ムアドランサラカン=タイ=を9回負傷判定で下し、念願の初タイトルをとなるWBOアジア太平洋スーパーフライ級暫定王座を獲得した。「プロになって10年、ようやく肩書をつけることができて本当にホッとした。応援してくださる皆さんにベルトを見ていただき、涙を流してくださる方もいらっしゃった。それを見るともっと頑張ろうと思える」と喜びを口にした。
相手のダッケルはIBF世界スーパーフライ級10位にランキングされ、今回が2度目の防衛戦となる。前回は敵地沖縄で翁長吾央=大橋=にダウンを与えた末に判定勝利を収めた。堅いガードでこれまでKO負けがなく、一瞬の隙を突いて打ち込まれるカウンターパンチは脅威だ。
川口にとって、今回は国内で迎える初めてのタイトルマッチ。「KOで勝つのは理想。でも今回は勝ちに徹することが第一。チャレンジャーだから自分からアクションを起こして崩していきたい。勝つイメージは出来上がっている」と自信をみなぎらせた。
コンビを組む野上トレーナーは「今の勝太は心身ともに充実していて、今回も良いトレーニングを消化してきた。12ラウンドスパーリングも行い、動き切る体も作れた。試合中も集中を切らさずやれたら結果はついてきてくれる。これまで僕自身がコンビを組んだ選手はみんなWBOのタイトルとOPBFのベルトを獲ってくれている。OPBFはとてもご縁を感じるタイトル。3人目のOPBFチャンピオンになってくれると思います」と期待を寄せた。
さらに今回からスポーツ用品メーカー「リーボック」が用具提供のスポンサーについた。川口は「用具提供はステータス!本当にありがたい。これからどんどん勝ち上がって恩返しをしていきたい。まずは今回、しっかり気を引き締めて獲り逃さないように頑張ります」と、自身2本目のベルト奪取を誓った。
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