荒川仁人が初防衛、世界挑戦のチャンス生まれ「WBO総会に行かせてください」

WBOアジアパシフィックライト級タイトルマッチで勝利した荒川仁人=後楽園ホール(撮影・堀内翔)
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 「ボクシング WBOアジアパシフィック・ライト級タイトルマッチ」(11日、後楽園ホール)

 WBO世界同級6位の荒川仁人(ワタナベ)が、フィリピン・スーパーフェザー級10位のマルボン・ボディオンガンを6回1分18秒TKOで下し、初防衛に成功した。

 この回、右ボディーでダウンを奪い、さらに攻め込んだところでレフェリーストップを呼び込んだ。「横の動きやパンチを打った後にもう一発打つとか練習でやってきたことが出せた」と満足そう。

 渡辺均会長は「日本も東洋太平洋もベルトを取っているし、どこを目標にしているのかと思っていました。きょうのKO勝ちでランクが上がるはず。世界挑戦のチャンスが出てくるかもしれませんね」と話した。荒川も「10月のWBO総会に行かせてください」とアピールした。

 また、JBCはWBOアジアパシフィック王座を8月にも認可する見通し。

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