「ボクシング・スーパーバンタム級・8回戦」(29日、エディオンアリーナ大阪第2競技場)
大森将平(ウォズ)がグレッチェン・ロベターニャ(フィリピン)にTKO勝利し1年3カ月ぶりの再起戦を飾った。昨年4月のWBO世界バンタム級王座戦でタパレス(フィリピン)にTKO負けし、右顎を骨折して以来のリング。「試合感覚が違った」と初回に相手の右を側頭部に浴びて腰が崩れかけたが、すぐに立て直して2回に連打をまとめた。
一階級上げての再スタートに「ようやく一歩を踏み出せた。一戦一戦こなして、来年にもそういう位置にいれれば」と世界再挑戦に意欲を示した。