挑戦者・西田凌佑 前日計量リミットちょうどでクリア 特製“愛妻塩ちゃんこ味おじや”で栄養補給

 「ボクシング・IBF世界バンタム級タイトルマッチ」(4日、エディオンアリーナ大阪)

 前日計量と会見が3日、大阪市内のホテルで行われた。挑戦者の同級1位・西田凌佑(27)=六島=はリミットちょうどの53・5キロで一発クリア。ルールミーティングを終えると、持参した塩ちゃんこ味のおじやで栄養を補給した。近大ボクシング部の同期である沙捺夫人特製の“勝負メシ”だ。

 大学時代から試合前はこれと決めており、初の世界戦でもルーティンを変えることは一切ない。「早めに減量を始めて、今回は一番うまくいったと思う。妻のサポートが大きかった」と話した。3月末に第1子となる長女が誕生したばかりだが、夫人は子育てと並行して西田の栄養サポートもばっちりだったという。

 戦前の予想は王者有利。それでも「やってみないと分からない。必ずチャンピオンになるという強い気持ちを持って戦う」と王座奪取を誓った。

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