ボクシング東京ドーム決戦 世界的プロモーターのボブ・アラム氏「日本ボクシング史上最大で最も重要なイベント」

 会見に出席した井上尚弥(前列左から2人目)ら(撮影・佐々木彰尚)
 握手をする井上尚弥(左)とルイス・ネリ(撮影・佐々木彰尚)
 ポーズを決める井上尚弥(左)とルイス・ネリ(撮影・佐々木彰尚)
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 「ボクシング・四大世界タイトルマッチ」(6日、東京ドーム)

 記者会見が4日、横浜市内で開かれ、4団体統一スーパーバンタム級王者の井上尚弥(大橋)、挑戦者のルイス・ネリ(メキシコ)、WBO世界バンタム級王者のジェーソン・モロニー(オーストラリア)、挑戦者の武居由樹(大橋)、WBA世界バンタム級王者の井上拓真(大橋)、挑戦者の石田匠(井岡)、WBA世界フライ級王者のユーリ阿久井政悟(倉敷守安)、挑戦者の桑原宅(大橋)、米トップランクCEOのボブ・アラム氏、大橋ジムの大橋秀行会長が出席した。

 世界的なプロモーターであるアラム氏は興行の意義を「日本ボクシング史上、象徴的で、最大で、最も重要なイベントだと思う。6日は世界のボクシング業界が東京に集中してこの試合を見ることになる」と強調。大橋氏は「歴史に残る試合を繰り広げてほしい」と8選手にハッパをかけた。

 四大世界戦の先陣を切る阿久井は「4週間、東京でスパーリング合宿してたんですけど、まばたきしたら4週間が終わってたというくらい、すごくいい練習ができました」と自信を漂わせた。

 2021年の日本フライ級タイトルマッチでは阿久井が桑原をKOしており、阿久井は「その相手に挑む桑原選手は本当にすごいと思うし、その気持ちをしっかり受け止めて勝ちたい」と返り討ちを宣言。桑原は「桑原「2人だけのこれまでのストーリーとかもあると思うので、そういうところも含めて試合を楽しみにしていただきたい」とドラマを盛り上げた。

 今年2月の前戦で鮮やかなKO勝ちを決めて殻を破った井上拓真は「前回のように熱い感動を与えられるような試合内容にしていきたい。今後の統一戦に向けて必ず勝ちたい。(石田の)コンディションはすごい良さそうなので、当日はバチバチの試合になると思います」と、熱い試合を続けることを約束。

 石田は日本人同士ですし、熱い試合して、最後は自分がKOして勝ちたい。お互い状態はいいので、バチバチの試合したい。明後日、自分が(ベルトを)巻く姿が想像できます」と、KO戴冠を宣言した。

 モロニーは「個人的にも今、非常に盛り上がっていて、この大きなイベントでいいパフォーマンスをしたい。印象に残る試合をしたい」と、ビッグイベントが待ちきれない様子。武居は「大きい舞台ですし、一番目立つぐらいの試合を見せたい。バチッと倒して勝ちたい」とKO宣言した。

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