新王者・西田の妻 「めっちゃかっこよかった」 自身も近大ボクシング部、内助の功実り涙

 新チャンピオンとなり、妻・沙捺さんと撮影に応じる西田凌佑(左)=撮影・石井剣太郎
 4回、ダウンを奪う西田凌佑(右)=撮影・石井剣太郎
 新チャンピオンとなり、喜ぶ西田凌佑(撮影・石井剣太郎)
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 「ボクシング・IBF世界バンタム級タイトルマッチ」(4日、エディオンアリーナ大阪)

 挑戦者の西田が王者ロドリゲスに3-0の判定勝ち。9戦目で世界タイトルをつかんだ。西田はリング上のインタビューで「妻に本当に感謝したい。『沙捺、取ったで!』」とリングサイドで観戦した沙捺(さな)夫人に感謝の言葉を述べた。リングサイドで見届けた沙捺さんも「めっちゃかっこよかった」とうれし涙をぬぐった。

 沙捺さんは近大の同級生で西田とともにボクシング部に所属した経験から、減量中の食事を「私も減量で苦労した経験があるので、減量を感じさせないようなメニューに」と工夫。前日は計量後の雑炊を作り、試合までの練習期間も「ロドリゲス選手の右ストレートに気を付けたほうがいい」などとアドバイスするなど、内助の功が実った。

 最終ラウンドまで持ち込まれた激闘に「本人が頑張っていたので勝ってほしいのはもちろんあったが、普通(無事)に終わってくれたらいいなと思っていた」と胸をなで下ろした。3月に長女を出産したばかりだが、この日だけは夫の応援を優先。ボクサー目線で「ボディーをめっちゃもらっていたので、ガードをしっかりしてと声を出していた」と懸命に声援し「序盤は右ストレートも結構外して、ボディーも作戦通りにいけたのでよかった」と分析していた。

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